こちらの記事では崩壊スターレイルVer.1.0~Ver.1.3の仙舟「羅浮」のストーリーや伏線になりそうな言葉を、忘れやすい自分用にもかねてまとめた記事となります。
仙舟「羅浮」編はかなり長くなったので細かい部分は別記事にします。
まとめだけ見たいかたは「ざっくりまとめ」から見ることができます。

仙舟「羅浮」編ストーリー振り返り

カフカ到来
ヤリーロ-VIの星核を封印したことで、星軌(星穹列車が通るレールのようなもの)が安定し、星穹列車は別の惑星へ跳躍することができるようになった。
パムにより次の行き先が発表されるため、みんなは列車の一室に集合。
丹恒は夢にうなされており、1人あとで合流するということに。
パムが行先を発表しようとしたところ、星穹列車にカフカが現れる。

カフカによると、近くにある仙舟「羅浮」で、星核が暴発したという。
カフカの仲間である星核ハンターの刃がその星核騒動の犯人として仙舟「羅浮」の雲騎軍に連れていかれたため、星核による危機を排除し、疑いを晴らしたいとのこと。
惑星と同じ大きさを持つ方舟型スペースコロニーで、「仙舟同盟」の6隻の一つ。
短命種(普通の人類)、長命種(寿命が千年)、狐族(狐耳と尻尾を持つ種族)、持命族(輪廻転生する種族)などが共存している。
「巡狩」の星神「嵐」を信仰し、「豊穣」を敵とする6隻の旗艦のこと。
仙舟「羅浮」の他に「曜青」「玉殿」「朱明」「方壺」「虚陵」で構成されている。
さらに未来を見通せる力を持つエリオによれば、もし星穹列車が「羅浮」に行かなければ、そこに住む人の半数が死ぬことになるという。

星穹列車のメンバーはカフカの何かしらの罠である可能性も視野に入れながら、仙舟「羅浮」へと向かう。

仙舟「羅浮」へ
仙舟「羅浮」は停泊場所を案内してくれなかったが、門が開いたため、開拓者・なのか・ヴェルトは羅浮へと入ることができた。
たどり着いた場所では何人もの兵士が倒れており、魔物に襲われている狐族の停雲を助ける。

現在、羅浮では星核による問題が起きていて門を完全に封鎖しているので、星穹列車のメンバーが羅浮に入れたのはおかしいということから、天舶司のトップである御空のもとへ連れていかれることになる。
空域・航行・貿易を管理している組織。
面会した御空からは、羅浮の閉じられた門は星核ハンターの銀狼がハッキングして開けられたことが分かっており、星穹列車が何かしら星核ハンターと繋がりがあると問い詰められる。

さらには羅浮の将軍である景元も現れ、羅浮に星核があり問題が発生していることは間違いないが、星穹列車の助けはいらないと言われてしまう。

仙舟「羅浮」の将軍であり、羅浮においてトップの存在。
しかし同時に、最近星核ハンターの刃を捕らえ、仲間のカフカも羅浮に潜んでいることが分かったため、開拓者たちに捕らえてきてほしいと依頼される。
ヴェルトによれば、刃はすでに逃走済みで情報を得られないため、開拓者達にカフカを探すのを手伝ってもらってほしいのだろうという予想であった。
丹恒も仙舟へ
丹恒はパムたちと共に星穹列車に残っていたが、「刃」が羅浮にいるということを知り、態度が一変。

羅浮にいる星穹列車メンバーが危ないと言い、丹恒も羅浮へ行く。
丹恒が到着すると、雲騎軍の素裳と行商人の羅刹が敵に襲われていたため、手助けをする。

事態を収拾した後、丹恒は素裳達と共に安全な場所へ行くことになる。
カフカを捕獲
開拓者たちはカフカの痕跡を追い、ついにカフカを追い詰める。
カフカは太卜司の符玄によって尋問をされることとなる。
「窮観の陣」(スーパーコンピューターのようなもの)を使って未来を占いのように予測する組織。
本来の用途とは異なるが、星核ハンターという脅威に対抗するためカフカの審問で使用することにした。
開拓者たちもカフカの目的を知るため審問を聞くことにし、符玄は先に太卜司へと戻るため、符玄の部下と合流するように言われる。
魔陰の身について
符玄の部下を探す道中、開拓者たちは「魔陰の身」に落ちて暴れる兵士に遭遇する。

「魔陰の身」は、仙舟人が豊穣の力によって長命化した結果として生まれた現象。
昔の仙舟人が不老長寿の方法を探し、「豊穣」の星神より「不死」を授かったことから悲劇は始まる。
不死ではあるが1000歳程の寿命を迎えると「魔陰の身」という病(呪い)を発症してしまうため、仙舟は「豊穣」を憎むこととなった。
長生きするほど精神が記憶の蓄積に耐えられなくなり、感情が希薄化し、最終的に理性や倫理観を失った状態になってしまう。
さらに詳しい魔陰の身についての情報はページ下部で記載しています。

魔陰の身に堕ちた兵士による騒動は、開拓者と「持明族」の白露によって収められた。
星神「不朽」の龍より力を与えられた種族で、仙舟にいる長命種とは異なる存在。
500年程の寿命を迎えると「脱鱗」と呼ばれる現象を起こし、真珠のような卵になって転生する。
前世の記憶はない。
また、人々の間では先ほどの兵士は寿命が来ていないため魔陰の身に堕ちるはずがないとひそやかに話されていた。
羅浮内部の反乱因子「薬王秘伝」
羅浮の街中では最近、雲騎軍のようにストレスや危険に晒されている人が魔陰の身に堕ちる現象が度々起きていた。

開拓者はこれまでの道中で魔陰の身に堕ちた者を倒した際に手に入れていた「家族への手紙」を役人に見せる。
病を治すために薬物実験を行うことが書かれていた。
仙舟同盟では治療行為に対して厳格な基準が設けられており、手紙に書かれていた実験は仙舟の法を犯すものであった。
病を治療するという名目で毒をもられ、魔陰の身に堕ちたのではないかと役人は推測。
そしてこのやり口は「薬王秘伝」を思い出させるという。
「豊穣」の星神を信仰し、不老長寿を追及している組織。
仙舟の「巡守」の信仰と対立しており、組織は壊滅したとされている。
開拓者たちが「薬王秘伝」について調査をすると、街中で密かに「薬王秘伝」の組織に勧誘する人物がいた。

開拓者は「薬王秘伝」組織の内部に潜入し、彼らが「龍蟠蛟躍」という薬を使用していることを突き止める。

「龍蟠蛟躍」の処方箋をもらった開拓者は、薬について詳しい丹枢という人物に処方箋を渡し、解析をしてもらう。
「不朽」の星神・龍の力を持つ持明族の髄液を使用した薬で、魔陰の身を誘発し、強い力を獲得させる。根本的な解毒剤は存在しない。
さらに開拓者は丹枢から「餐雲承露丹」という健康長寿薬をもらう。
神策府に行き相談すると、開拓者がもらった薬は「薬王秘伝」由来の物で間違いないという話になる。
将軍直轄の組織。六司の管轄を越えた重要な事案を扱っている。
魔陰の身に関する調査など、仙舟の安全や秩序に関わる重要な問題を扱っている。
丹枢を追うとやはり薬王秘伝と関わりがあり、さらには魁首(リーダー)と呼ばれる存在であることも判明。

丹枢は開拓者に、仲間になれとは言わないが薬王秘伝と仙舟「羅浮」のいざこざから手を引いてくれと頼まれる。
開拓者は彼女たちを見逃し、神策府へ一連の流れを報告するのであった。
カフカたち星核ハンターの目的
なんやかんやあった開拓者たちはようやく太卜司の案内人・青雀と出会う。

青雀に連れられて一行は太卜司へと向かう。
途中で「建木」と呼ばれる枯れ木も見学。かつて羅浮が誇る至宝であったとのこと。

ようやく符玄とカフカのいる太卜司へと到着した一行。
「窮観の陣」を使ってカフカの目的を審問する。
符玄は見たことを将軍景元に伝えるため慌ててその場を離れる。
一行はカフカから星核ハンターが知っている情報を聞くこととなる。

- 星核ハンターは仙舟の敵ではない。
- 仙舟に星核を持ち込んだ人物は星核ハンターではない誰か。羅浮内部の裏切り者と外部の敵が手を組んで仙舟を滅ぼそうとしている。
- 星穹列車が仙舟「羅浮」に貸しを作るために星核ハンターは動いていた。
星穹列車は未来で「壊滅」のナヌークと対峙することとなる。
その時に仙舟「羅浮」の力を借りるために、今回羅浮との縁を作ることが必要であったというのである。

- 概念が被る運命が互いに衝突し、広大な運命が狭い方を呑み込む。(例:「調和」が「秩序」を呑み込み同化した)
- 星神同士の戦いによるもの。(例:「繁殖」は「存護」等複数の星神によって屠られた)
- 3つめについては聞けていない。
カフカから星神を消滅する方法3つを聞くが、3つめについては聞くことができていないので気になるところ。
ちなみにこのシーンのカフカの目が普段と異なっているのはメイクをしていないすっぴんになっているからだそうです。
建木の再生
カフカを審問していたところ、突如として羅浮にあった「建木」が再生し、場は騒然となる。
「豊穣」の星神薬師が羅浮に残したもので、命をつくり死さえも征服する力のあるもの。
かつての仙舟の祖先たちは建木の実を食べ「長命種」となり、その代価に寿命を迎えると「魔陰の身」になる体になってしまった。
「巡守」の星神がその建木を割ったことで仙舟では「巡守」を信仰するようになった。
建木は枯れ木になってからも少しずつ成長していたため、封印し、持明族の力の強い「龍尊」と呼ばれる存在に見守ってもらっていた。
カフカおよび刃は、「残り2つの場所へ向かう」と言い残し騒ぎに乗じて逃走。
ヴェルトによれば、枯れ木であった建木が再生した異常現象は星核によるものだろうとのこと。

符玄と景元はこの状況とカフカの審問の結果を踏まえ、羅浮内部にいる敵は「薬王秘伝」であると確定する。

審問によって星核ハンターと星穹列車の間に裏がないことが判明したことで、景元将軍は星穹列車メンバーに星核を封じるための手伝いを依頼する。

建木の封印場所に近い丹鼎司に星核を投げ込んだ敵がいるということを景元将軍は確信していた。

一行は丹鼎司に向かうため、近道である工造司を通って符玄と再度合流するように指示される。
道中の工造司
工造司では、建木の根が伸びて大惨事となっていた。

工造司の職人が「造化洪炉」を守りたいというので手伝うことに。
開拓者たちは建木を守ろうとしている玄鹿(建木が生み出したもの)を倒すことに成功、工造司の洪炉は守られた。
なお、造化洪炉の中には「歳陽」が封じられているということがわかっています(Ver.1.5で判明)。

玄鹿を倒した後、隣に立っている停雲からなぜか不穏なメッセージが届く。

丹鼎司に到着
開拓者たちは丹鼎司に到着。
丹鼎司では「薬王秘伝」の信者と雲騎軍の争いの跡が残っていた。

「薬王秘伝」の信者は薬によって、雲騎軍の兵士を魔陰の身に「転化」していた。

魔陰の身にさせる薬は、丹炉から出る煙に混ぜられていた。
長命種である仙舟人は、魔陰の身になってしまうため丹炉に近づくことができない。
逆に、短命種(普通の人)は煙の力が及ばないため、開拓者たちだけがこの状況を打開できる鍵となっていた。

丹炉の煙を全て消し、開拓者たちが中央に向かうと「薬王秘伝」のリーダーである丹枢がいた。

丹枢たち「薬王秘伝」が星核を手に入れ、建木を再生し、「豊穣」の力で仙舟を滅ぼそうとしている反乱因子であった。

開拓者たちとの戦闘の末、敗れてしまった丹枢は、「幻朧」に約束を果たしなさいと言い出す。

ズームアップする停雲…。

「絶滅大君」幻朧
停雲は「絶滅大君」幻朧が化けていた人物であったことが判明する。
仙舟「羅浮」の内部の敵は「薬王秘伝」、外部の敵は「絶滅大君」であった。
壊滅の星神ナヌークから力を分け与えられた存在で、使令と呼ばれる力の強い者のこと。
「幻朧」は7人いる絶滅大君のうちの一人。
知的生命体や文明を破壊しようとする者たちであるが、それぞれ異なる「壊滅」の理念を持つ。
幻朧は自らの手で壊滅させるのではなく、内部から崩壊する「自滅」を美学としているため、星核を「薬王秘伝」に渡して仙舟を内部崩壊させようとしていた。
飲月君
大衆の前に姿を現した幻朧の今の目的は、豊穣の力を持つ「建木」となった。
開拓者たちは建木が封印されている鱗淵境へ向かう。
建木は枯れたとはいえ成長し続けていたため、鱗淵境に封印し、龍の血族である持明族の力の強い「龍尊」に代々見守ってもらっていた。
一方、丹恒もようやく開拓者たちがいる場所に近づいてきたため、素裳・羅刹とは別れ一人で鱗淵境に向かっていた。

そんな丹恒の前に現れるカフカと刃。

刃は、「今こそ代価を支払う時だ」と丹恒に襲い掛かろうとするが、景元将軍の護衛である彦卿も居合わせ、三つ巴の戦いとなる。

刃の放った剣で貫かれた丹恒は力を解き放ち、持明族である龍尊・飲月君の生まれ変わりであることが判明する。
「不朽」の星神・龍の力を継ぐ持明族で、特に力が強い「龍尊」と呼ばれる存在だった。
700年前に禁忌を犯し多くの持明族が命を落としたことにより、大罪人として強制的に輪廻転生をさせられ丹恒となった。
なお、700年前の禁忌に刃も関わっており、丹恒に因縁を持っている原因でもある。
丹恒は飲月君であった時の「龍」の力を半分引き継いでいる。
現在は羅浮から追放されているため、丹恒は羅浮に入ろうとしなかった。
3人の戦闘は激しく、最後はカフカによって止められる。

カフカが止めたのは景元がその場にやってきたから。
なお景元も仙舟人(長命種)で、飲月君や刃とは旧知の仲。

景元はカフカ達星核ハンター達について、今回は「羅浮」を救う一助となったため見逃すことにすると伝える。
そして龍尊の力を持っている丹恒に、力を貸してほしいと助力を願う。

景元・丹恒は先に着いていた開拓者一行と合流。

建木は古代龍尊のもと、鱗淵境に水没させている状態であったが、今や羅浮に同じ力を持つ龍尊はおらず、水没した建木への道を作れるのは輪廻転生で龍尊の半分の力を持つ丹恒だけであった。

丹恒の龍尊の力で道は開けた。
一行は絶滅大君がいる鱗淵境の深部へと向かう。
景元は自分に何かあった時は他の仙舟同盟の者に報告するように符玄へと託す。


「絶滅大君」という強敵を前に、2人の覚悟が見えるこのシーンがとてもかっこよい…!
幻朧
鱗淵境の深部には絶滅大君「幻朧」が待ち構えていた。

激闘の末、幻朧が景元に「壊滅」の力を注ぎこみ、ヴォイドレンジャーに変えようとする。
幻朧と景元の力が繋がった好機に丹恒が一撃を与え、幻朧と建木の結びつきも断ち切り、倒すことに成功する。
残念ながら幻朧は肉体を失っただけでまだ生きているが、絶滅大君の脅威を退けることに成功した。
事件後の羅浮
景元は激闘の後休養しており、将軍代理である符玄から星穹列車が羅浮の盟友となったことを告げられる。

そして羅浮で起きた事件の顛末を仙舟同盟の上層部に伝えるため、まとめる作業を手伝ってほしいと言われる。
①事件の元凶は「絶滅大君」幻朧。仙舟人である停雲に化けて内部に潜入し、星核を薬王秘伝に渡して反乱を企て、仙舟「羅浮」に自滅の道を歩ませようとしていた。

②数千年前、「建木」が巡守の嵐によって割られてから「豊穣」は禁忌とみなされてきたが、豊穣を信仰する者を駆逐することはできず、薬王秘伝の組織が建木を再生しようとした。

③星核ハンターについて持っている情報は少ないが、壊滅の計画を見破り幻朧が追い払うことができたので、羅浮にとって最も好ましい結果をもたらしたことは間違いない。

しかし、まだ疑問点はまだ残っている。
- 星核はどうやって仙舟に持ち込まれ、何者によって鱗淵境に送られたか?
- 他にも薬王秘伝の残党はいるのか?
これらの疑問点はあるものの、ある程度情報を客観的にまとめられたことで符玄からはお礼を言われる。
そして停雲の私物であった扇子を御空に渡してほしいと言われる。

御空は停雲についての話も聞いていたが、30年も一緒に働いていたということもあり、絶滅大君が化けていたとは信じがたいといった様子であった。

さらに天舶司では今回の戦没者のために「慰霊祭」を行うという。
開拓者たちが慰霊祭のために停雲が遺した物を整理すると、停雲がお世話になった人へのプレゼントを用意していたことが分かる。

彼らは停雲の訃報を嘆き、同時に停雲を慰霊するための贈り物を渡される。
絶滅大君が化けていたのではない、確かに「停雲」という存在がいたのだ。

御空も部下である停雲を大事に思っていた一人。
一同は死者が遺した者を星槎(飛行する舟)に乗せて、空へと飛ばす。

結盟玉兆
慰霊祭の儀式が終わり、星穹列車の一同は景元将軍に呼ばれる。
あらためて仙舟羅浮を救ってくれたお礼が2つあるという。

1つめは結盟玉兆。
握ってメッセージを送ることができ、星穹列車が助けを呼べば銀河の果てでも仙舟羅浮がかけつけてくれる。

2つ目のお礼は、飲月君(=丹恒)に出されていた羅浮への追放令をなくすこと。

丹恒は羅浮に自由に入って良いこととなった。
次の目的地はピノコニー
星穹列車に戻ると、次の目的地は夢の地「ピノコニー」であることが判明。
ピノコニーで盛大な宴が催されることになり、列車にも招待状が届いたためそこに行くことにしたという。

神々の対局
羅浮編のラストでは重要なムービーが入る。
このムービーから、星核を羅浮に持ち込んだのは羅刹であったことがわかる。
羅刹は自らのことを「薬師の敵」と言い、「巡守」「豊穣」「壊滅」の神々の対局が始まることとなると鏡流は言う。
ざっくりまとめ
仙舟「羅浮」のストーリーをまとめるとこんな感じです。
- 開拓者たちは「星核ハンター」のカフカからの依頼を受け、「羅浮」に向かう
- 羅浮内部では星核が持ち込まれたことが分かっていたが、星穹列車と星核ハンターが何か関係しているのではないかと疑われる
- 列車に残っていた丹恒は「刃」が羅浮にいることを知り、開拓者たちを守るために羅浮に入る
- カフカへの審問により、星核に関する事件は星核ハンターと星穹列車は無関係であること、星核は羅浮内部と外部の敵によって持ち込まれたことが判明
- さらにカフカが星穹列車を羅浮へ呼んだのは星穹列車が羅浮に「恩」を売り、来たる時に助けてもらえるようにするためであることも分かる
- 突如豊穣の力を持つ「建木」が星核によって再生し、事態が悪化
- 建木を再生したのは仙舟内部に潜む豊穣を信仰する「薬王秘伝」というグループ
- 「薬王秘伝」に星核を渡したのは壊滅の星神の使令「絶滅大君」の幻朧ということが判明
- 建木は普通の人が行けない場所にあったが、丹恒が「建木」の封印を担っていた龍尊の生まれ変わりで力を持っていたため「建木」のもとへ行くことができるようになる
- 一行は「薬王秘伝」と「絶滅大君」幻朧に勝利(しかし幻朧はまだ生きている)
- 羅浮と星穹列車は盟友となり、羅浮の助けを呼ぶことができる玉兆をもらう
- 星核を羅浮内部に持ち込んだのは羅刹であったことが判明する
- 星神を消滅させるための3つめの方法
羅刹が霊柩で運んでいたものや、なぜ星核を羅浮内部に持ち込んだのかという伏線は回収され、ストーリー上で話されています。
ネタバレを見る(タップして開く)
羅刹が霊柩で運んでいたのは「繁殖」の星神タイズルスの亡骸の一部。
星核を羅浮に持ち込んだ目的は、意図的に罪人となって仙舟の元帥に面会する機会を作り、「繁殖」の星神タイズルスを使って「豊穣」の星神薬師を倒す方法を伝えるため。
星神を倒す計画には仙舟同盟よりさらに大きい同盟が必要となり、必要な人物の一人にルアン・メェイも含まれている。
現在羅刹は投獄され、自分が必要となる時を待っている状態。
もっと仙舟「羅浮」について知るための世界観
六司
仙舟同盟の中で重要な役割を果たす6つの組織。
地衡司 | 行政を担当。他の六司の雑用も行う。 |
工造司 | 工業を担当。 |
太卜司 | 占いを担当 |
丹鼎司 | 医療を担当。 長命種を研究していた丹鼎司は「羅浮」の最も重要な機関であったが、「巡守」の嵐が建木を割ってからはあってもなくても良いような機関となる。 特に取り締まりを厳しくしていなかったため、豊穣を信仰する薬王秘伝の温床となってしまっていた。 |
天舶司 | 貿易を担当。 |
雲騎軍 | 軍事を担当。 |
神策府
将軍直轄の組織。六司の管轄を越えた重要な事案を扱っている。
魔陰の身に関する調査など、仙舟の安全や秩序に関わる重要な問題を扱っている。
十王司
仙舟人の「生死」「罪咎」「魔陰の身」など様々な事柄を司る。
魔陰の身について
魔陰の身とは、長命の種族が寿命の果てに堕ちる状態のこと。
彼らは何百年、何千年と生きる中で感情が鈍くなり、記憶も時間とともに薄れていく。
最後に残るのは強烈で鮮明な苦痛や悔恨の記憶だけ。
幸福や快楽は失われ、苦しみが心に深く刻まれ、人としての自我が壊れ始める。
これが魔陰の身の始まりとなる。

だから魔陰の身に堕ちるのは長命種だけということになります
さらに、「魔陰の身に堕ちる」現象は細かく言うと「残傷」、「汚染」、「嗔恚」、「他化」、「無記」という5つの症状が出ることを指します。
「残傷」は、肉体が外界からの暴力によって著しく損傷し、自己治癒能力によって長く苦しい修復を行わなければならない状態。(例:丹枢)
「汚染」は、肉体が不滅であるが故に、何らかのウイルスまたは細菌に感染し、長期間にわたって共存する状態。
「嗔恚」は、恨みや他人を傷つけようとする気持ちが芽生え、激しい喜怒哀楽の中で感情が大きく起伏し始める状態。(例:刃、鏡流)
「他化」は、肉体から変異した器官ができ、人間としての姿を保っていられない状態。(例:羅浮で戦う「豊穣」の敵の大多数)
「無記」は、心が謎の虚無感に支配され、空虚な状態に陥ってしまっている状態。
丹枢はどうして薬王秘伝の組織に加入したのか


丹枢がどうして「豊穣」を信仰し「薬王秘伝」のリーダーになったのか、という理由はゲーム中の書物『丹枢の日記』にて記されています。
その要約がこちら。
丹枢は盲目で生まれ、学舎でいじめに遭いながらも努力を重ねて学び続けた。
そんな中、雨菲という少女がいじめから彼女を救い、以降、親友となる。
丹枢は光を求め、様々な方法で視覚を得ようと努力する。
最終的に義眼を装着し、一時的に視力を得るが、長命種が持つ性質である再生反応を起こし、再び盲目の世界に戻る。
この短い視覚体験の中で、彼女は初めて雨菲の姿を目にし、その美しさに感動する。
戦争が始まり、雨菲は軍医として招集される。
「必ず帰る」という約束を残し、雨菲は戦地へ向かうが、彼女の生還を祈る丹枢の思いもむなしく、彼女は戦争で命を落とす。
雨菲の死因は、丹枢が信仰していた「巡守」の星神・嵐による攻撃だった。
敵を滅ぼす神の矢が、味方の野戦病院にも被害を及ぼし、雨菲も巻き込まれてしまったのである。
この事実を知った丹枢は、深い悲しみと絶望に陥り、巡守への信仰を失う。
丹枢は巡守の星神に向けて最後の祈りを捧げる。
しかしそれはかつてのような崇拝ではなく、神の意志に抗う願いだった。
すべての生命が神の意志に逆らい生き、宇宙が新たな形で繁栄すること(=豊穣)を願う言葉で日記は締めくくられる。
こうしてみると丹枢の生涯が気の毒で、「巡守」への信仰を失くしてしまうのも頷けるような内容でした。
盲目が治せないということで「豊穣」による長命に対しても恨みも抱いているので、彼女自身は純粋に豊穣を信仰していたのではなく、「巡守」を滅ぼしたいが故に反乱因子である豊穣の「薬王秘伝」のリーダーをしていた、というところかと思います。
感想
とても長くなりました。
あらためて最初から見ると、カフカたちの思惑は大成功していますね。
羅浮を救うためには開拓者たちだけでなく丹恒も必要な人物だったので刃も出動させてたのだなと思います。(刃から星穹列車メンバーを守るために丹恒は羅浮へと入った)
刃と丹恒たちの関係についてとか、羅浮編はまだまだ色々起こっているので別記事でまとめたい…!
あとはVer.2.7のストーリーも神々の対局については触れていて、これから一波乱が起きるのが予想されますね。わくわく。
コメントはお気軽に!
コメント一覧 (2件)
羅浮編もまとめてくれるのありがたいですー!いつも通りわかりやすいです!
羅浮編分かりやすいか心配だったので、そう言っていただけてめちゃめちゃ嬉しいです!
ありがとうございます( ⸝⸝◜𖥦◝⸝⸝ )