泣けるとうわさの「メグとばけもの」クリア後レビュー

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泣けるとうわさの「メグとばけもの」。

涙腺はゆるめだけど、泣けると事前に知っているゲーム、実際に泣けるんだろうか……。

そんな思いを抱きながらプレイし、先日クリアしたので感想をレビューします。

ネタバレ部分は読みたい方だけ「続きを読む」からご覧ください!

この記事を読むとわかること
  • 「メグとばけもの」がどういうゲームか
  • 泣けるゲームか
  • 総プレイ時間
目次

「メグとばけもの」はどんなゲーム?

あらすじ

少女が泣くと世界が終わる ー 魔界に迷い込んだ人間の女の子「メグ」とそれを守る魔物「ロイ」の物語。素朴なドット絵と美しいサウンドで描かれるアドベンチャーRPGです。

引用:公式サイト

「メグとばけもの」では、魔界に迷い込んだ子どもメグをお母さんのもとに帰してあげることが目的。

ドット絵がとても懐かしさを感じられます。

戦闘もちょっと変わっています。
メグを守りながら戦闘をするというスタイルです。

魔物のロイは敵から攻撃を受けてもあまりダメージを食らわないのですが、それを見ていたメグが心にダメージを負います。

メグとおもちゃで遊んで元気にしつつ、戦っていく必要があるのが新鮮で面白い。

BGMもそれぞれのシーンに合っていてとても心を動かされます

作曲されているのは、モンスターハンターシリーズやライザのアトリエ2の楽曲制作をした裏谷玲央さん。

オリジナル・サウンドトラックも発売されています。

プレイ時間

プレイ時間は5時間ほど。

さっくりプレイしたい方向けです。

「メグとばけもの」は泣ける?

実際にプレイしてみた感想として「メグとばけもの」の泣ける度合いはというと……。

泣ける度合い

ゆずり

じんわり涙がにじみました…!

こんなに感動するゲームだとは思っていなかった、というのが正直なところ。

切なく、優しい内容で心を揺さぶられます。
素晴らしいゲームです。

口コミを見ていると、号泣した、という方も見受けられました。

「メグとばけもの」をプレイした方は、泣けると評価している方が多いです。

「メグとばけもの」の魅力

ストーリーが変化球

ストーリーが変化球な感じで、驚くような展開になっていきます。
当初想像していたような話の流れじゃなかったのが、良い意味で予想外でした!

続きを読む(ネタバレあり)

ストーリーのラストでメグはお母さんのもとへ、そしてロイは人類を巻き込まないようにロケットで宇宙へ……。

これで終わりかなと思っていたら、大人になったメグが、忘れてしまっていることを思い出そうとする「ゲームの冒頭」につながります。

完全なループものとは違い、異なる世界線で2周目をする感じですね。(1周目のメグとロイのことを思うと切なくなります)

2周目は、1周目の流れとは違う展開になっていくのが鳥肌ものでした。

ゆずり

2周目はメグが頑張ってくれていて、それもまた涙腺がゆるみました!

ラストではメグがロイを引き留めるとき、今まで遊んでいたおもちゃを使ってロイに話しかけます。

この演出がまた良いんです……。

メグとロイが遊んでいたおもちゃなので、プレイしている側も感情移入しまくりです。

これは涙も出るさ……。

伏線が多い

このゲーム、伏線がめちゃくちゃ多かったです。

しかも、様々な伏線が綺麗に回収されてまとまっていました。

続きを読む(ネタバレあり)

魔物でも好まないようなブラックタールを、ロイだけが好んで食べていたのも伏線。

メグが泣くと世界が崩壊するというのも伏線。

タイトルの赤い星も伏線。

花畑にまつわる話も伏線。

セバスとポールの存在も伏線。

メグとあそんでいたおもちゃも伏線。

ゆずり

もはや全てが伏線でした!

物語が進むごとに、あの時のこれはこういうことだったんだ!と驚きの連続。

凝ったストーリーで、すごく心に残りました。

キャラクターが魅力的

ロイの心情の変化

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魔物のロイは、最初のほうはメグのことを「おまえ」「こいつ」と呼んだり、話しかけられても「うるせえ」という風に突き放しているのですが、一緒に過ごすうちにメグに優しくなっていくんですよね。

その心情の変化がとても優しいもので、温かい気持ちになります。

2周目のヴィクター所長と戦うシーンでは、メグがそばにいることで強くなれるという風に言っていて、もうほんとうに鳥肌。

エンディングでは、ロイが記憶をなくしてしまいます。

でも、記憶をなくしてしまっても、メグたちと過ごして変わった習慣を、体と心が覚えているんですよね。

「星がキラキラしていてキレイ」だとか、今までは考えたこともなかったのに、空を見上げて星を見ていたりするのが、心にくるものがありました

ロイのよき友、ゴラン

ゴランは作中で一番好きなキャラクターでした。

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ゴランはヴィクター所長の手先としてロイを監視する役でしたが、ずっと心の中で葛藤をしていました。

この葛藤が、とても人間味があふれていて共感してしまうんですよ~~!

ゴランがメグを殺してしまおうか葛藤する場面で実際に行動に移すと、マルチエンディングが用意されていたりします。細かい……!
制作者の愛を感じました

正直、1周目はゴランが薬で化け物の姿になってしまうところで泣いてしまいました。(メイドインアビスみを感じた)

2周目もヴィクター所長戦でハラハラしましたが、彼が無事で本当に良かった……!

ロイが記憶をなくしたあと、腕がなくなった理由を変えて笑い話にしていたり、魚釣りの楽しさをもう一度伝えようとしていたり健気なゴランが大好きです。

セバスとポール

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セバスは、ポールが魔物になってしまった姿という真実は衝撃的でした。

サブクエストのストーリーだけど、話が濃密!

実はロボットのジョーイくんは、セバスに部品を直してもらった時に「アリガトウゴザイマス ポール」と言ってました。
セバスはその時、「ふむ……なんと言ったらよいやら」とにごしています。

このにごしていた意味を知った時の衝撃よ。

まものって結局なに?

評議会メンバーたちの意味深な発言は回収されていません。

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グスタフ然り、ナンシー然り、彼らは元人間で、ポールのように廃棄された人間であると考えるのが自然だと感じます。(すべての魔物がそうかは微妙だなと思います)

そもそも、セバスが廃棄された人間を集めて評議会を作ったのかもしれませんね……。

「メグとばけもの」が好きだった人におすすめのゲーム

「メグとばけもの」が好きだと感じた方は、「UNDERTALE」も雰囲気が似ていておすすめです!

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