崩壊スターレイルVer.2.7「八日目の旅立ち」のストーリーや伏線になりそうな言葉を、忘れやすい自分用にもかねてまとめた記事となります。
解釈違いなどお気づきの点がありましたらコメントをもらえるとありがたいです!
まとめだけ見たい方は「ざっくりまとめ」から見ることができます。
Ver.2.7「八日目の旅立ち」ストーリー振り返り

「永遠の地」オンパロス
Ver.3.0で訪れることになる「永遠の地」オンパロス。

アーカイブにはその世界の記録や名前すらなく、「開拓」の運命を司る星神「アキヴィリ」も到達したことのない世界である。
ブラックスワンは「外部からは観測することすら難しい、ガーデンの鏡にしか映らない世界だ」と言っている。
星穹列車は、「永遠の地」オンパロスを次の目的地の候補として検討することに。

星穹列車一同はこれからの旅に備える準備期間として、ピノコニーに滞在することとなる。

オンパロスは3つの運命(うち1つは「知恵」)の影響を受けている世界ということもあり、姫子は天才クラブのメンバーにも知っていることはないか相談をしていたが、スクリューガムもヘルタもオンパロスについて知っていることはなかった。
あれからのサンデー
ピノコニーでは、これまでの事件の騒動について「オーク家と関わりがあった」という噂が流れていた。

このような噂は10通り以上もあり、ピノコニーの人々の間ではどれもデマであると考えられていた。

「混乱は列車の事故で終わった」などの噂も。当たらずとも遠からず…。
真相はともかく、オーク家の前当主(サンデー)が全ての責任を取ったという噂がひそやかに流れていた。

そんな噂話をするハウンド家のメンバー達のもとへ、ワーヴィックとサンデーの姿。


案の定呼び止められるサンデー。

「調和」の偽装により、サンデーは他人からオムニックに見えるようになっていた。
逃亡犯となったサンデーは、唯一頼れるワーヴィックと共にピノコニーで行動していた。

ピノコニーでの事件の後、囚われたサンデーはジェイドによって解放されていたのである。
スターピースカンパニー「戦略投資部」の幹部。
「十の石心」の1人で、貸金屋。


ジェイドがサンデーを解放した理由は取引のため。
そのかわり、代価を支払う必要があるが、サンデーはまだその代価を支払っていない。
今後サンデーがジェイドに何を代価として渡すのか…。
そうして自由を得たサンデーがピノコニーに戻ってきた理由は「かつての行いを償うため」。

ピノコニーでの一連の事件に責任を感じているサンデーは、「秩序」の余韻による歪みの後始末をするつもりであった。
星核事件の余波で、エディオンパークでは「絶対に破ってはいけないルール」というものが発生していた。

サンデーとワーヴィックはエディオンパークの歪みを探し出し、「調律」により歪みを正した。

2人が別の場所へ向かおうとしたところ、ヴェルトと接触。

サンデーが「故郷に別れを告げるため」ピノコニーに来たことを正直に話すと、ヴェルトも同行することに。
ヴェルトや星穹列車一同は、ルアン・メェイからの依頼で停雲を仙舟に送り届ける途中であった。
ただし停雲はハプニングにより何体もの停雲になっていた…。

サンデーによると、夢境は億質でできた世界のため、くしゃみによって記憶の断片が身体から抜け出て実体化してしまったとのこと。

ワーヴィックが停雲を「調律」によって元の状態に戻してくれることになるが、調律を行おうとすると奇妙な声が聞こえた。

停雲は元の姿に戻ったが、ワーヴィックは危うく死ぬところだった、という言葉を残す。
おそらく停雲に残っている壊滅の力によるものだと考えられます。
帰忘の流離人
停雲は絶滅大君(幻朧)によって「壊滅」させられた状態であり、臨死状態で自身の記憶も失っていた。
壊滅の星神ナヌークから力を分け与えられた存在で、7人いる。
風焔、星嘯、鉄墓、幻朧、誅羅、残り2人は明らかになっていない。

仙舟「羅浮」編のストーリー振り返り記事もありますので内容忘れた…という方はぜひ見てみてください。

停雲の肉体と精神には「壊滅」が残した傷が深く根付き、死に直面していたが、ルアン・メェイの助けと停雲の生への渇望により生き返ることとなる。
なお、停雲を行動させるスタート地点から後ろに行くと視界が暗転する描写があったが、奥に行くと「死」という表現だったのだろうと思う。

ルアン・メェイは壊滅の傷が目を覚まさないよう停雲の尻尾に手を加えた、と発言している。
さらに、「これで、あの行商人との貸し借りはなくなった」と発言。
この行商人は羅刹のことで、羅刹がルアン・メェイに停雲を助けるように依頼したことが分かります。

停雲は星穹列車に預けられ、仙舟に送り届けてもらうことになる。
また、星穹列車の一同が停雲に会った最初の時点から既に幻朧が取って代わっていた状態であったとのこと。


幻朧に人生の一部を奪われた停雲は、幻朧への仕返しのため、星穹列車のメンバーとの「縁」を幻朧から奪い返すことを決めたのであった。


一行はここまで付き合ったお礼として停雲の夢の泡をもらう。


その後、停雲は御空と再会。

御空は天舶司の現舵取で、停雲の上司。
御空は過去に停雲が行商で遭難した際に命を救った恩人でもある。
停雲にとって御空は心の拠り所であり、御空も停雲を天舶司の舵取の後継者として考えている。
停雲はルアン・メェイが何故無関係の自分を助けたのか?知らず知らずのうちに誰かの盤上の駒になっているのではないかという推測を御空に話す。

御空も停雲を駒として使っている人物が「玉殿」にいると話す。
仙舟同盟の6隻の旗艦のうちの一つ。
仙舟「羅浮」の他に「曜青」「玉殿」「朱明」「方壺」「虚陵」で構成されている。

壊滅の力を秘めた停雲が生き残ったのは絶滅大君(幻朧)の計画になかったこと。
停雲はそれを逆手に取り、仙舟同盟の敵(「豊穣」と「壊滅」の星神)に対抗するべく、今は羅浮に戻らず来る時に備えるという。
停雲は仙舟の元帥に会えるように手配してほしいと御空に言う。
6隻の仙舟は6人の雲騎将軍(景元や飛霄)が率いており、そのトップにいるのが雲騎元帥・華。

御空は、将軍たちも同じように考えていることを明かすが、停雲本人の意思は大丈夫なのかということを心配する。

停雲はそれが自分の意思であることを証明し、そして「帰忘の流離人」として生きることを表明する。

御空は停雲が神との戦争の駒となることを心配するが、停雲は「盤上で将帥の策を挫くのはいつだって名もなき兵士たち、一泡吹かせてやろうと思っております」と決意をあらわにする。



ロビンとの別れ
当初、逃亡犯であるサンデーはロビンに会うつもりはなかったが、これから何が起こるか分からないため予定を変更し、正体を隠してロビンに会うことに。


しばし雑談を楽しんだあと、ロビンが心残りがあるということを話しだす。
とある人に励ましの言葉を直接言いたかったという。
その相手(=サンデー)は別れの言葉を言う機会もないままピノコニーを離れてしまったとのこと。

ロビンは兄が正しい道を見つけられると信じていた。

最後にロビンからドリームメイクパズルを完成させるのを手伝ってほしいとお願いされる。

パズルが完成したあと、振り返るとサンデーはいなくなっていた。




ロビンは先ほどのオムニックが兄サンデーであったことを分かっていた。
ヴェルトにとっての開拓
サンデーはヴェルトに何故「開拓」の道を外れて自分のことを手助けしてくれるのかと問う。
「開拓」の対象は未知なる世界だけではなく、ヴェルトにとっては星空の下に生きる人々が開拓の対象であった。
そして、境遇が似ていることもサンデーを手助けしたいという気持ちにさせていた。


ヴェルトの故郷は崩壊3rdの世界のことを言っているのでしょう。
(ちなみに、ヴェルト(Welt)が「世界」という意味になるのはドイツ語でした。)
八日目の旅立ち
サンデー達は旅立ちの準備として、大劇場にやってくる。

そこで今まで同行していたワーヴィックが、サンデーが分裂した、サンデーの「本心」であったことが明かされる。
サンデーは逃亡者であることもあり、調和の祝福であるヘイローを外し、普通の人としてピノコニーにきていたが、その時に停雲と同じくピピシ人のいたずらによって分裂することになってしまった。

サンデーは自分自身に調律を行い、完全な自分に戻ることを試みようとするが、「本心」であるワーヴィックに調律をまかせることにする。
サンデーはこれからの旅立ちにあたって、「調和」の祝福を捨て去って生きていくべきかどうか悩み、どうするかを自分の本心に任せることにしたのですね。

本心にまかせた調律によって、元の姿に戻るか、片方が消えてしまうのか、サンデーにも分からない。

そして調律…
調律の末、サンデーの中にワーヴィック=本心は戻り、「調和」の力を受け入れて「八日目の旅立ち」をむかえることとなる。

調和セレモニーを利用して星神を復活させようとした黒幕は確かにオーク家で、打ち勝ったのは確かだがピノコニーの星核にはまだ裏があるということをサンデーは危惧していた。
サンデーとロビンの養父的存在であったゴフェルは、「『秩序』の行いのすべては、『調和』と同じ轍を踏まないようにするためだ」と言っており、モントール星系のファミリーに関わりがあるのではないかと考えられている。(ゴフェルはモントール星系の出身)
さらにサンデーはこれからの旅路を星穹列車の一同と共にしたいと申し出、昨日の敵は今日の友理論で仲間になる。


ヘルタ本人の登場
オンパロスに出発する前に、姫子はヘルタに連絡を取ろうとするが、どうやらスペースネットワークのエラーで連絡が取れない状態となっていた。
「小さな波乱」と言っているけどヘルタ人形がすべてぼろぼろになっているので大きな問題が起きてそうな…。
ざっくりまとめ
Ver.2.7のストーリーをまとめるとこんな感じ。
- 次の目的地候補「オンパロス」は3つの運命(「知恵」・「記憶」・「?」)に影響されている
- 逃亡者となったサンデーはスターピースカンパニーのジェイドによって解放されていた
- ジェイドがサンデーを解放した理由は「取引」のためで、サンデーは何かを返さなければいけない
- 停雲は壊滅の傷を受けながらもルアン・メェイのおかげで生き返り、仙舟同盟が星神と対決する際の切り札となることを決意する
- ルアン・メェイに停雲を生き返らせるよう託したのは羅刹
- 「秩序」を捨て「調和」の力を受け入れたサンデーは新たな旅立ちとして星穹列車の一員になる
- 宇宙ステーション「ヘルタ」では異変が起きていた
感想
ワーヴィックがサンデーの本心であるということが分かってからワーヴィックの行動を振り返ると尊すぎる…!
ロビンにあてたメッセージとか。


探索中に話しかけると聞ける「ロビンの歌大好き!」という本音とか…!
全部サンデーの本心かと思うと尊すぎて胸が痛い…!!
あとワーヴィックがサンデーになってからの声が良すぎて、声優さん誰だろうと思ったらサンデーと同じ人の模様(大塚剛央さん)。
少しタルタリヤっぽいから木村良平さん…?とも思ったのですが、まさか同じ人とは。声優さんってすげぇや。
星穹列車にサンデーが乗るのも予想外すぎて!
オンパロス編が楽しみだ~!
あと、仙舟にまつわる話は今後展開があるだろうなぁという感じですね…!
「帰忘の流離人」も今後のキーパーソンになる話となっていました。
「帰忘の流離人」は「帰る場所を忘れてしまった放浪者」という意味になりますが、羅浮へ帰らずに駒として動くという停雲の決意がみえる名前となっていました。
ルアン・メェイが帰忘の流離人を助けたのが何故か?というのもめちゃくちゃ伏線ですね。
ルアン・メェイと仙舟「羅浮」の繋がりといえば…
羅刹が「繁殖」のタイズルスを復活させて「豊穣」の星神と対決するのにルアン・メェイが必要だとストーリー上で言っていました。
今回、ルアン・メェイが停雲を助けたことで、「行商人=羅刹への貸し借りがなくなった」と言っていたこともあり、ルアンも何か羅刹にしてもらっていることや、停雲が「豊穣」の星神を倒すのに重要な人物となっていることが推測されます。
今までのストーリーを振り返りたい方向けの記事もありますのでご参考にしてください。
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